1952年、Society Tableは、ニューヨークにあるAmerican-Scandinavian Foundationの新しい本部のためにデザインされました。

Society Tableは、1950年代初頭のアルネ・ヤコブセンの家具デザインの発展における重要な一歩を示しています。
洗練されたディテールや高級素材への親近感を維持しながら、モダンで機能的です。

ステンレスのフレーム上で有機的に曲がるレザー張りの天板、金属と革のコンポーネントに加えて、上部に取り付けられた木製 + ガラス素材の棚、そしてデスクトップの下には木製の引き出しが備えられています。

棚とデスクの隙間、また木製の引き出しをスチールのフレームから吊るすように装着することで、浮遊感と軽快な印象を与えます。

AJ52 Society Table 家具デザインの発展における重要な一歩

1970年、Bankers Wall Clockは、デンマーク国立銀行の精巧なインテリアデザインの一部として設計されました。

アルネ・ヤコブセンが約50年にわたり制作した時計の中で最も新しく、厳格でミニマルな美学を反映し、そして概念的です。

細部に至るまで細心の注意を払い建物という、より大きな全体を念頭にデザインされています。
非常に薄いフレーム、凹面のクリスタル、壁と時計の間に隙間を作るブラケットは軽やかで浮遊感を与えます。

アルネ・ヤコブセンは、数字や単純なマークではなく概念的なシステムを考案しました。12時間を12個の四角形で表現し、黒く塗りつぶされた四角形の位置で時間が判断できます。その結果、螺旋状に広がったデザインが運動を秩序づけます。